祖母が建てたお墓の様子

祖母が生前にお墓を建てました。場所は雪国の大地にある大きな都市ですが、土地が盆地なために、この地方では珍しく、夏場は30度を超える暑い日が多く、逆に冬期間には極寒の土地となり、気温の差が大きいことで知られています。昔から存在していたお墓では、墓地はかなりの広さがありましたが、毎年お盆の時期に身内が集まって行っていた、お墓参りでは暑さも厳しく、自動車を駐車するためのスペースも少なかったために、いつも多大な時間を費やしていました。また、墓地は古い歴史のあるもので、現在のように区画整備がされていなく、身内でもどこにお墓があるのか迷ってしまうという一幕もありました。しかし、大切なご先祖様の墓石にはいつも綺麗に清掃を行ってから、水で清める作業を行っていました。当時の墓石はいわゆる御影石ではなく、表面にざら付きのあるタイプでした。

そのため苔などが発生することが多かったために、ブラシなどを用いて優しく清掃することも行っていました。振り返ってみると、墓石の後ろには塔婆も建っており、風情のある趣がありました。しかし、祖母は自身が入るというお墓に関しては強いこだわりを持っていました。祖母は普段はかなり質素で正確は非常に温厚で、物静かな方でした。しかし、晩年にはこれまで無かった主張をすることになります。その主張が新しいお墓を建てるということです。古くから祖母の中では、計画があったようで、新しい墓地で、新しい墓石を購入するだけの資金を貯めていました。その後は身内でも話し合いが行われ、祖母の希望通りに新しい墓石を建てることになります。その場所は同じ街に存在する墓地ですが、当時では一番新しく規模の大きな墓地でした。全てが同じ面積で綺麗に区画整備されているもので、以前は土の地面でしたが、新しい墓地では石畳が敷かれていて、かなり見た目が綺麗なものです。また、街の景色を一望できる場所にあり、非常に美しい光景を目にすることができます。数年後には祖母もお墓に入ることになり、建立者として、墓石の裏には祖母の氏名が誇らしげに彫られています。

現在では1年に1度程度ですが、墓参りのために足を運ぶ程度ですが、墓石は御影石で作られた光沢のある綺麗なタイプです。綺麗好きだった祖母のことを考えて、足を運んだ時には徹底的に清掃を行ってからお参りすることに決めています。清掃の方法は、スポンジを用いて行いますが、花立などのステンレスで出来ている部分には、自動車用のコンパウンドで水垢を落とすことも行っています。その結果として、祖母が望んだ通りに美しい光景と、清潔感のある墓石の様子を保っています。

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